レンタルオフィスの将来性

2015年4月14日

急増するレンタルオフィス


レンタルオフィスは、近年の不動産市場において急速な成長を遂げています。起業の敷居が低くなった昨今、新たに事業を立ち上げる起業家が増えてきました。そこで、開業時のコストを抑えることができるレンタルオフィスの需要が急激に増加し、現在では、大規模な再開発ビルなども、ビル内に2~3フロアのレンタルオフィススペースを設けています。では、レンタルオフィスの将来性はどうでしょう?レンタルオフィスのメリットは、まず前述した通り、保証金が安価であることが挙げられます。通常、3ヶ月程度の保証金が相場であり、もっと安い場合もありますので、これは大きなメリットとなります。また、レンタルオフィスは、大規模ビルの一区画を借りることが多い為、エントランス等の共有部が豪華であることが多いです。また、都心の一等地に建っていることも多く、名刺等の住所もそちらを記載できる為、取引相手にも良い印象を与えることができます。

レンタルオフィスの多様性


アベノミクスにより景気は回復傾向にあるとは言え、日正規雇用もまだまだ多く、給料に反映されていない面もあります。その為、自ら起業して新しいビジネスに挑戦する人も増えており、安価で借りることができ、リスクにも対応しやすいレンタルオフィスの需要も増加していくことが考えられます。今後、レンタルオフィス市場がより発展を遂げる為には、サービスを多様化させることが必要になってくるでしょう。例えば、営業の多いビジネスマンをターゲットに空港の近くや、個人事業主向けにビジネス街に展開しても需要がありそうです。また、スペースの面でも、数人向けから10~20人が入れるオフィスまで様々な規模のレンタルオフィスが必要となることが考えられます。まだまだ新しい部類に入るレンタルオフィス業界。従来の形に捉われることなく、柔軟な視点で、それぞれの事業者が特色を広げていけば、さらなる成長と拡大が見込めるのではないでしょうか。レンタルオフィスは今後が非常に楽しみな業界です。

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