リースとローンのメリット・デメリット
リースやローンで賄える費用には様々な項目があります。それぞれメリットとデメリットを記載してあります
オフィス移転時にキャッシュフローを十分に確保しておきたい場合、リースやローン契約という選択肢があります。
リースやローン契約でカバーできる範囲は大変広く、内装・外装工事、設備工事、空調・照明工事、オフィス家具、固定電話(ビジネス電話)やOA機器、コピー機、パソコン、プリンター(複合機)などが挙げられます。
リースのメリット
- 頭金が不必要。
- 月々のリース料を経費として損金勘定でき、かつコストの把握や管理が楽になる。
- 購入による所有資産の場合に必要な減価償却の手続きや固定資産税の納付の必要もなくなる。
- 金利水準に左右されないので、金利変動のリスクを避けられる。
- 銀行借入れに比べて比較的容易にできる。
リースのデメリット
- 契約終了後、再リースや返却の手続きが面倒。
- 原則的に中途解約は認めていない。
- 物件の購入代金のほかに付随費用やリース会社の利益が含まれている分リース支払い総額が購入の場合よりも割高。
- 所有権は取得できない。
ローン契約のメリット
- 完済時に自己所有権になる。
- レバレッジ効果を期待できることもある。
ローン契約のデメリット
- ローンの場合自己資産となるので減価償却が必要。
- 原則的に頭金が必要。
- 金利上昇のリスクがある。