港区にあるオフィスの特徴をご紹介します!

2019年8月26日

都内で最も事務所数の多い港区

港区にあるオフィスの特徴とは?

港区は交通の便がよく、ブランド力のある土地で、オフィスを持つには最適な立地の1つです。港区は東京で最も事業所数の多い区で、本社を置く企業も多いです。ただ港区といっても広く、オフィスをかまえるにあたってはエリアごとの特徴をつかんでおく必要があります。そこで各エリアの説明ののち、港区でオフィスを探す際に気を付けるべきことを紹介します。

1. 港区はエリアごとに街の特色が違う

オフィス街・ビジネス街としての港区はかなり広大で、特徴を一口ではいえません。オフィスエリアに特化して港区を区域に分けて考えると、新橋・汐留エリア、浜松町・田町エリア、品川エリア、六本木エリア、赤坂・溜池山王エリア、青山・表参道エリアと多岐にわたり、場所が離れると雰囲気も異なります。
近年は新橋と溜池山王間、虎ノ門エリアが道路計画と相まって再開発され、公官庁と隣接する広い地域がオフィスとして利用されています。
日本にある大使館の約半数が港区にあり、また外資系企業も多くあることから、外国人率が区の人口に対して約8%とやや高くなっています。
また放送局をはじめとしたメディアや広告系企業、情報通信産業のオフィスが多いことに特徴があります。
全体として港区は、賃料は高くても需要は安定している区といえるでしょう。

新橋・汐留エリア

新橋はサラリーマンの街としてメディアに取り上げられることも多くイメージが定着しています。コンパクトな築古ビルの多い区域です。その需要から飲み屋など飲食店のテナントが多いです。続く汐留は再開発によりきれいになっています。
西側に隣接する虎ノ門は環状道路の整備にともなって開発が進み、公官庁が近いことから本社機能や法曹関連事務所の需要が高い区域です。

浜松町・田町エリア

羽田空港へのアクセスがよく、一定のオフィス需要があります。新橋と並んで古くからのビジネス街です。分譲マンションなど住宅も開発されており、場合によっては職住近接が実現できます。

品川エリア

品川駅周辺のエリアです。品川駅は港区にあります。宿場としての品川はもっと南の品川区内にありました。
港南口側の再開発によりオフィス街として様変わりしています。羽田空港・成田空港にアクセス可能です。新幹線の乗降ができ、将来はリニア新幹線の始発駅として計画されています。品川駅と田町駅間には新駅設置と周辺の再開発が決定しており、今後の発展が期待される区域です。

六本木エリア

戦後、飲食店などが増えたことからテレビ業界人や外国人が集まるプレイスポットとなり、長らくそのイメージがありました。六本木ヒルズや東京ミッドタウンなどの巨大複合施設が登場し、オフィス利用の需要もでています。特にIT関連企業が集中しています。IT関連は花形産業である一方、合併、倒産など業界内再編の多い業界です。変化に富む街の様子を象徴しています。

赤坂・溜池山王エリア

赤坂は古くは繁華街として栄えていました。建物の建て替えにより新しいイメージもでてくる可能性があります。坂が多く、なかには手頃なテナントビルもあるといわれています。

青山・表参道エリア

ブランド力があり、空室は少なめといわれています。フラッグシップ・旗艦店が出店するエリアです。オフィス用途としては、アパレル・デザイン・制作関係の業種に人気です。個人事務所などの小規模オフィスの需要も高い区域です。

2. 港区でオフィスを探すならまずエリアを決める

これまで見てきたようにオフィスエリアで見た港区は広いので、漠然と港区にオフィスをもちたいと希望するより、エリアを明確にしたほうがよいです。たとえば品川エリアと青山・表参道エリアはかなり離れており、特色も違うので単純比較ができません。鉄道の沿線から区域の繋がりを認識してエリアを決めるのもよいでしょう。エリアが決まると賃料の目安もつけやすくなります。

港区のオフィス需要は高まる傾向にある

「港区」というだけでもブランド力があります。これはどちらかというと繁華街・商業地として発展や、高級住宅地の存在などによるものです。ただ近年は再開発の影響で、働く場所としての港区は面積としてもイメージとしても拡大しています。港区には将来にも多くの再開発計画が存在します。
賃料は高めですが、エリアや物件によってピンキリです。きれいなオフィスにこだわるならば再開発区域をねらってみるのもよいでしょう。築年数や規模にこだわらないのであれば、それなりの物件を見つけることも可能です。

港区は開発による大規模ビルと築古ビルが混在し物件の選択肢が広い

港区のオフィス需要は堅調であり、幅広いエリアや築年数から選択肢は広いと考えられます。オフィスを探すならば、鉄道沿線などから各区域の繋がり方・利便性を見て、候補となるエリアを決めます。そうすることで賃料の目安もつけやすくなるのです。
港区には将来の再開発計画が多くあり、それによって街のイメージがかわっていくことは十分考えられます。
働く街としての港区は、今後ますます魅力的になってゆくことでしょう。

港区の賃貸オフィス・賃貸事務所》はこちらからご覧ください。