株式会社一創 様 インタビュー

株式会社一創 

0から1を創出し、
より『いっそう』良いサービスを提供する

株式会社一創 

株式会社一創 

代表取締役  劉 寧 様

http://www.issoh.co.jp/

2016年6月20日

 

中央区銀座。南東を首都高速都心環状線、他の方角を東京高速道路に囲まれたこの街は、古くから日本で有数の繁華街として栄えてきた。銀座駅周辺には高級ブティック街、また、東銀座駅近辺には歌舞伎座や新橋演舞場など歴史ある建造物が軒を連ねる銀座エリアは、多くの人々の趣味嗜好を満たしてくれる。その一方で、銀座は、オフィスビルが林立するビジネスマンにとって働きやすい街でもある。


 

2016年5月、株式会社一創様は、業務拡大のため、築地市場通りに面したTHE FORME GINZAに移転された。
THE FORME GINZAは、東銀座駅から徒歩7分の銀座8丁目に位置している。JR新橋駅からは徒歩9分、築地市場駅から徒歩3分、汐留駅から徒歩5分と、全4駅から歩いてアクセス可能な交通の便に恵まれたオフィスビルだ。周辺には、コンビニやカフェ、チェーンの飲食店が豊富で、銀座七郵便局や汐留シオサイト、中央卸売市場築地市場からも程近い。
6月下旬、梅雨の合間のある晴れた日、株式会社一創様をお訪ねしにTHE FORME GINZAへ向かった。
ガラス張りの美しい外観を眺め、エントランスをくぐると、内部には落ち着いた色合いのイスが並べられている。間接照明に照らされた空間には、エレガントな雰囲気が漂い、待ち合わせにも最適だ。エレベーターに乗って、7階に入居している株式会社一創様を訪ねた。

【何より大切なのは人材。従業員が働きやすい環境を作ることで業績も右肩上がりに】

―御社の業務内容について教えてください。

弊社はソフトウエアの開発の会社で、主な業務内容が2つあります。まず、1つがシステムインテグレーションという事業で、お客様からこういうシステムを開発して欲しいと依頼を受けて社内で受託開発をしています。もう1つはシステムエンジニアリングサービスという客先にIT技術者を派遣する事業です。主にこの2つをやっています。

―具体的にはどんな内容の受託をされているのですか?

Webの業務システムが多いです。最近では、ECサイトの構築や社内の受発注・債権債務の基幹システム、生産管理・販売管理のシステムの受託開発が多くなっています。
私は起業前、日立でSEとして働いていました。その関係で日立さんからお仕事をいただいています。その他取引先の業種は色々ですがメーカーや建築業が多いですね。あとは、あまり業種に関わらない会計システムを開発しています。会計システムは、基本的にパッケージになっていまして、そのパッケージのカスタマイズをする仕事もやっています。二次開発みたいな感じですね。それから、パッケージの中で、「業務フローに合っていない部分を修正して欲しい」とか「こういう機能をアドオンで追加して欲しい」といった依頼にも対応しています。

―仕事をする上での難しさがあったら教えてください。

まず、1つはお客様の業務を理解することです。お客様の業務内容をきちんと理解しないと、開発しても後から問題が出てきてしまうので、その部分が難しいですね。
もう1つはスキルです。「作りたいものが作れるかどうか」。スキルがないとなかなか作りたいものを作ることができないので、そこの部分ですね。納期が短いことも多いので、短期間の中で品質の良いものを作るために残業することもあります。

―なるほど。確かにお客さんの仕事を理解しないとマッチしたものが作りにくいですよね。

受発注・債権債務の日立のパッケージをカスタマイズしているのですが、例えば建築業界向けのパッケージが売っていても、お客様によって「こういう機能がないのでアドオンで追加して欲しい」「ここを修正して欲しい」という要望が出てきます。それぞれのお客様のご要望に合わせてカスタマイズをしていくんです。具体的には、建築業界向けの受発注や入金請求ですね。あとは、製造業向けで、同じく日立のパッケージをカスタマイズする仕事もしています。生産管理や原価管理の基幹の業務システムのカスタマイズですね。


―先ほど、おっしゃっていた仕事の難しさを克服する方法はありますか?社員の皆さんにスキルを指導したりすることもあるのですか?

弊社では、新人研修として、新入社員を1~2カ月、外部のスクールに通わせています。中途採用であれば、ある程度の技術力はあるのですが、新卒の場合は、技術が足りない場合も多いので、はじめに学校に行かせることで力を付けてもらっています。でも、学校に行くだけでは足りない部分もあるので、研修が終わって戻ってきてからも、新入社員には社内でリーダーを付けて指導するようにしています。

―一年目、二年目と業績が右肩上がりで三年目も好調だとお聞きしています。素晴らしいですね。要因は何だと思われますか?

今、日本ではITの人材が不足しているという状況があります。技術者が足りていないんです。
ここ数年、IT業界には大きな仕事が次々に入ってきました。例えば、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の合併の仕事とか、マイナンバーの対応とか、電力自由化とかです。それらのシステムの構築の仕事に技術者が使われているので不足している状態なんですね。
そういう状況もあって、需要に追いつけるように、弊社では中国から技術者を採用して日本の現地で働いてもらっています。

―従業員は中国の方が多いのですか?皆さん、日本語がとてもお上手ですね。

そうですね。中国人が多いですが、採用基準として基本的に日本語の能力試験で2級以上の者を採用するようにしています。コミュニケーションが可能な状態じゃないと働くのは厳しいですね。

―内見の後、ビルのオーナーさんに社長のことを「中国の方なんですよ」と言うと、驚いていました。話していて違和感が全くないですよね。あと、仕事をする上で大切にしているものがあったら教えていただけますか?

大切なものはやはり人材ですね。優秀な人材に長く働いてもらうために、快適で集中できる環境に配慮しています。以前いたオフィスが狭かったので、今回、もっと広い所に移ったのもその一つです。移転後は、一人一人のスペースにゆとりを持たせられるようになりました。

―ずっと事務所内で働くお仕事なので、ゆとりがないと疲れますよね。前のオフィスは何坪でしたか?旧オフィスでのお悩みや事務所移転の動機を教えてください。

以前のオフィスは13坪強です。今は3倍近くなりました。移転をするにあたって、まず独立した会議室が欲しいというのがありました。以前のオフィスは応接室がなかったので、お客様を招きにくく、お招きしても喫茶店に行って話したりしていたので、それが動機の一つです。
あとは、社内で営業と開発のエリアを分けたいと思っていました。営業をする時には、電話で単価の話も出たりするので、開発者が隣にいると話しにくい部分もあって分けたかったんです。

【目標達成のためのオフィス探しにおけるコンセプト】

―新しいオフィスを探すにあたってコンセプトはありましたか?

一つには、決められた予算内で弊社の希望を叶えてくれるオフィスということですね。先ほどお話しした通り、ゆったりと6名以上入れる会議室を設置できることと、社内で営業エリアと開発エリアを分けられて、効率よくレイアウトできることをポイントにして探しました。駅からの距離は徒歩10分程度であれば問題ないのですが、ご来社頂くお客様のことや社員の希望を考慮した結果、室内やエントランスの広さと綺麗さを一番のポイントにして考えましたね。

 

 

―なるほど、THE FORME GINZAは、エントランス、貸室内ともにリニューアルが施されておりますので、明るくて綺麗ですね。他の不動産会社からも物件の提案はあったのですか?

最初は3、4社に連絡して、小川さん以外の営業の方から貸事務所を紹介していただいたのですが、やはり小川さんが一番親切で対応がスピーディーだったので、その後は全て小川さんにお任せしました。

―ありがとうございます。私も30棟以上、紹介させていただき、10棟ほどご内見いただきましたよね。THE FORME GINZAを内見した時も何棟か同じ日に見ていただいて、その時は社長から別の物件が第一候補だと聞いていました。最終的にこちらに決めた理由は何だったのですか?

実際に室内を見た感想を会社に持ち帰り、社員の皆とも相談しました結果、THE FORME GINZAに決定しました。他にも良さそうな物件はあったのですが、物件としては、やはりこちらが綺麗でよかったんです。
最初から応接が仕切られていましたし、モデルルームを内見させてもらったので、什器も置いてあって参考になりました。予算を大幅に超えてはいたのですが、ある程度、内装が完成していたので、初期費用が抑えられるとも思いました。その後、金額を小川さんが交渉してくださって、だいぶ割り引いていただけたので、それが決め手になったかなと思っています。


―THE FORME GINZAは、交渉していくうちに、貸主様から様々な譲歩案を頂けたのは、とても有り難かったですね。社員の皆さんは、入居後、感想をおっしゃっていますか?

やはりお洒落なオフィスになったと話していますよ。個々の取れるスペースが広くなって窮屈感が解消されたので、皆笑顔で仕事してくれています。コンビニやカフェ、郵便局なども近隣にあるので、ロケーション的にも便利だと感じているようです。それにお客様も呼ぶようになりました。もう何社かにご訪問していただきましたよ。

【継続的発展を支える原動力】

―社名の「一創」にはどのような想いが込められているのですか?

最初、起業する時に社名を結構悩んでいましたが、IT企業なので「0から1を創出する」というところと「より『いっそう』良いサービスを提供する」という意味合いでこの名前にしました。これが弊社の理念にもなっています。
弊社は、技術力の部分に自信があるので、今後はスーパー技術者の集団になりたいと思っています。

―スーパー技術者に育てる上での難しさはありますか?指導の途中で音をあげて辞めてしまう方はいないのですか?

難しさは、一人前になるまでに時間がかかるということです。外部スクールに通学後、社内実務を1年以上経験すると、徐々に様々な業務を任せられるようになってきます。「0から1を創出する」「より『いっそう』良いサービスを提供する」。これらの弊社の理念を達成するためには、どうしても必要な期間になりますね。それと、育った人材が継続して働いていたいと思う環境づくりも難しさの1つです。物理的な環境は今回の移転で改善されましたが、精神面に影響を与える環境も重視していますね。例えば、弊社は、組織としての最低限の上下関係は存在するものの、基本的にフラットな体制を取っています。リラックスした精神状態で仕事ができることは、常に室内で顔を突き合わせて働く技術者にとっては、とても大切なことです。

―御社のように著しい速度で成長していくIT企業を支えていくためには、人が辞めない組織作りが欠かせませんよね。営業面でポイントにしていることはありますか?

以前からお付き合いのある日立さんや他4.5社の仕事を継続的に受注しているのですが、営業をする上でのポイントは、お客様の要望とその中にある真の目的を理解することです。何のための依頼なのかを、しっかり把握することでお客様の要望にマッチした商品を提供することができます。それにより継続受注をいただき、新規企業様からの受注も増やしていきたいと考えております。

―大企業との取引は、受注内容も多岐に渡るのではないですか?受注が継続する仕組みがあるのは、安定した経営ができて羨ましいです。

やはり継続的に発注していただくためには、パッケージのノウハウが蓄積できていることが必要ですね。但し、社内のシステムを構築したら、そのシステムの使用期間は5年から10年なので、再構築は5年後、10年後になるかなと思います。その点においては、頻繁に行われない事務所移転のニーズと同じだと思いますよ。違うところは、構築したシステムの保守契約もあるのでメンテナンスなどの継続性があるところですね。

―最後に、入居後の新オフィスについて劉社長(ご自身)のご感想をお聞かせいただけますか?

会議室の設置と営業エリア・開発エリアの効率的な分割、エントランスをはじめとしたビル全体の綺麗さなど、様々な面でこちらの希望が叶えられているので、とても満足していますよ。社員一人一人のスペースにもだいぶゆとりができて、快適にオフィスライフを過ごせているようです。ご来社いただいたお客様にも「綺麗で良いですね」と好評です。「0から1を創出する」そして「より『いっそう』良いサービスを提供する」ための足場作りが出来ました。条件面でも交渉していただけたので納得して物件を決められました。本当に良かったです。ありがとうございました。

 

【担当者コメント】

劉社長、この度は当社をご活用いただき誠に有難うございました。また、取材のご協力も感謝いたします。劉社長や御社の皆さまは、仲介業者の私にもとても丁寧な対応で、出来る限りご要望にマッチした物件を提供しようという気持ちにさせてくれました。結果として貸主様の担当の方のご協力もあり、お客様のご満足につながる仲介が出来て私も嬉しい気持ちです。
株式会社一創様のさらなる成長をお祈りしています。今後とも宜しくお願いいたします!