株式会社WESEEK 様 インタビュー

株式会社WESEEK 

無限の可能性を持つWebを使って、
一歩先の驚きを作る

株式会社WESEEK 

株式会社WESEEK 

代表取締役  武井 雄紀 様

http://weseek.co.jp/

2017年3月7日

 

千代田区飯田橋。その中心である飯田橋駅は、JR中央線・総武線のほか、東京メトロ東西線、南北線、有楽町線と都営地下鉄大江戸線が乗り入れ、交通アクセスに優れている。JRと東西線の飯田橋駅は千代田区、南北線、有楽町線は新宿区、大江戸線は文京区とそれぞれ立地する区が異なるのも特徴的だ。

駅周辺には、駅ビルである飯田橋セントラルプラザラムラをはじめ、飯田橋プラーノ、飯田橋グラン・ブルームなどの再開発により建設された複合施設が建ち並ぶ。また、飯田橋は多くの企業が拠点を置くオフィス街であると共に、東京理科大学や東京歯科大学などの教育機関も立地し、インテリジェンスな雰囲気も漂っている。
株式会社WESEEK様は、昨年の秋、業務拡張のため飯田橋ISビルに拠点を移された。飯田橋ISビルはJR飯田橋駅から約5分目白通り沿いに歩を進めた角地に佇んでいる。駅からの道中には休憩時間のランチに利用できそうな飲食店やカフェが軒を連ねているほか、りそな銀行のATMやセブンイレブンも所在。飯田橋ISビルの1階にもチェーンの飲食店なか卯が入居し、良い目印になっている。ビルの近隣には麹町飯田橋通郵便局が立地し、オフィスワーカーにとって恵まれた環境と言えるだろう。
石造りの外観は高級感にあふれ、エントランスも清潔に整えられた飯田橋ISビル。その8階に入居している株式会社WESEEK様を訪ねた。


 

【早稲田大学在学中に起業。新たな道を切り拓く】

―早稲田大学時代に起業されたそうですが、どのようなきっかけがあったのですか?

僕は早稲田大学に入学後、オーケストラに入団して活動していました。その頃、オーケストラ内の同級生の一人が起業を考えていたのですが、誰からか「武井はコンピューターができるらしい」ということを伝え聞いたらしいんです。そして、その人から「会社を起業したいから技術職として協力してくれないか」と言われたのが最初のきっかけです。大学1年生の冬でした。
その時に「同世代でも会社を作ることができるんだな」ということに気づいて、一緒にやってみることにしました。結局3ヶ月程でその人とは離れることになったのですが、自分の中で「会社を興して事業をやっていく」ことに火が付いて、もっと続けたくなったんです。結局2年生の春に自分で起業して、学生時代は仕事ばかりやっていました。もともと技術的なことが好きだったし、将来もそういう方向を伸ばした職業に就くんだろうなと自分でも予想していましたが、学生の間に仕事としてやることになるとは思っていませんでした。

―なるほど。では学生の時は一人で仕事をされていたのですか?

いえ。一人で仕事をやっていこうという気はありませんでした。信頼できる友達の一人を誘ってみて、「そいつがOKしてくれたら起業してみよう」「断られたら普通の学生生活に戻ろう」と思っていたんです。結局その友達が一緒にやると言ってくれたので、起業の運びとなりました。デザイナーの女の子にも入ってもらって最初は4人から会社をスタートしましたね。
その後、会社のNo.2だったメンバーが「他にも協力してくれそうな人がいる」と言って、また友達を連れてきてくれたんです。そんな風にして会社が大きくなっていきました。その時に入社した二人は今でもWESEEKで働いています。二人を連れてきたメンバーは他の会社に就職しましたが、取引先としてやはり今でも付き合いがあるんです。

―具体的にはどのようなお仕事をされているんですか?

ソフトウエア開発です。当社には技術者しかいないので、ほぼ全員が開発を行っています。開発を手掛けているのはゲームや業務システムなどですが、常に一人で複数のプロジェクトを抱えている状態です。今はやめてしまいましたが、以前は「米×米(ラ・イース×ラ・イース)」というゲームを自社で開発して販売していました。
「米×米(ラ・イース×ラ・イース)」は一見ゆるい感じのゲームなのですが、実は裏側で最新の技術を使って作っているんです。その時に培ったノウハウは、今収益を上げている個人顧客相手のゲームにも使われていますね。「B to C」ビジネスとして、お客様に喜んでいただくことができ、かつ自分達のやりたいことも表に出しながら、裏側では技術者として最新の技術を追及しています。


―IX事業にも関わられているということですね。こちらは具体的にはどのような内容の業務なのですか?

インターネット上のジャンクションを担う「Internet Exchange」を提供する仕事です。高速道路で例えると、二つの道路が交わる所にジャンクションがないと一度下道に降りたりしないといけないですよね。そこにジャンクションを提供する仕事がIX事業で、通信回線を持っている会社を繋いで経路を提供することで収益を上げていきます。直接繋ぐのではなくてインターネット上のジャンクションみたいな所を提供している会社と考えると分かりやすいと思います。
当社ではこのIX事業をしているマルチフィードさんの案件をやらせていただいています。以前、マルチフィードさんで、業務フローの自動化プロジェクトが立ち上がったのですが、当社は、立ち上がり前のヒアリングの段階から参加し、「業務のどの部分を自動化したいのか」「自動化後はどのように運用したいのか」「逆に自動化しなくてもよい優先度が低い部分はどこか」を伺いながら設計と提案を行いました。
(参考)https://www.wantedly.com/companies/weseek


【今はなきMacromediaの思いを継承しWebを使って新しい驚きを作り続ける】

―HPのトップにある「What the Web Can be」にはどのような意味が込められているのですか?

直訳すると「Webを使って何ができるか」という意味です。ソフトウエア開発には色々な分野がありますが、当社はWebを扱う仕事をしています。過去にはWindows上のソフトを作る会社やメインフレームのためのソフトを作る会社もありました。
Webが1990年代に登場してから、技術がどんどん革新されてhtmlで何でも作れるようになっていきました。現在ではWindows上のソフトですらWebで作れるようになりましたよね。こんな風にWebってすごく可能性が広いものなんです。
実は、過去に「What the Web Can be」という標語を掲げたMacromediaという会社がアメリカにありました。僕はMacromediaが大好きでソフトも愛用していたのですが、他の会社に買収されてしまったんです。でもMacromediaはなくなってしまったけれど、この会社が大好きだということは変わらないので、敬意を表して標語をそのまま使わせてもらおうと思いました。
実際に当社がやっているのは「Webを使って何ができるか」ということです。Webの可能性を肌で感じながら「新しい技術で何ができるんだろう?」と常に考えているので、これからも、良い意味でMacromediaの思いを継承して、驚きを作る会社であり続けたいですね。

―思い入れがあると行動にも表れますよね。社員数も増えられているようで素晴らしいです。会社を始めて何年になるのですか?

起業して10年になります。こちらに移転する前は高田馬場に拠点がありました。前のビルも一応オフィス用の物件だったのですが、もともと住宅用だった所を改装してあったんです。そこが2つめの事務所で、起業後3~4年で入居してから7~8年間いましたね。
社員数も順調に増えています。先ほどお話しした「マルチフィードさん」のような固いシステムを作る時には、専門性を有したソフトウエア開発者を揃えて少数精鋭で開発を行います。
でも、ゲームの開発にはとにかく人員を必要とするんです。細かい物を作るのにも人手をつぎ込まなくてはならないので、パートナーさんが当社に出向して一緒に開発をすることが増えてきました。でも、前の事務所は今のオフィスの2分の1か3分の1の広さだったので、十数人が作業を行うには狭すぎました。そこで、もっと広い場所に移ろうと思い、移転を決断したんです。


―移転と同時期に会社のロゴもリニューアルされていますね。

前のロゴは僕が作ったものだったんです。でも、僕はデザイナーではないし、フォトショップをいじるのが少し好きというくらいなので、次のコーポレートロゴはきちんとコンペをやって沢山候補がある中から選びたいなと思っていました。あと、前のロゴはエントランスに掲げた時に、少し前時代的かなと感じてもいました。
でも、ロゴをリニューアルするに当たって、社員にアンケートを取ってみたら、意外と前のロゴも悪くないという意見が多かったんです。だから名刺のデザインもあまり大きくは変更しませんでした。コンセプトもそのままで、ロゴのデザインを前よりも少しフラットで角ばったものにしてみました。

―すごくカッコいいロゴだと思います。ちなみにアドマイアーのロゴはオフィスビルが右肩上がりになっているデザインなんですよ。

そうなんですね。僕は「右肩上がり」のデザインにそこまで執着がないのですが、新しく出来上がったロゴを見て「右肩上がりじゃないね」と言う社員もいました。でも「平面ではなくて立体的に「W」のバーがあると想像すると、実は右肩上がりになっているんだよ」と説明したら納得してくれました(笑)


【新しい仲間を増やす上で美しく快適なオフィスを】

―オフィスを探す上でコンセプトありましたか?

まず人が増えて前のオフィスが狭くなってしまったので、必要に迫られて新しい場所を探さなければいけなくなりました。だから最初は移転のコンセプトがよく決まっていなかったんです。でも、営業の熊谷さんとお話しさせていただきながら物件を回っているうちに何を重視して移転をするのかが固まっていきました。
はじめは、前のオフィスがあった高田馬場や渋谷、恵比寿を中心に全部で10棟位内見しました。一緒にゲームを製作している会社が恵比寿に多いので、近い所がいいかと思ったんです。でも、色々な物件を見ているうちに、渋谷・恵比寿というエリアで選ぶよりも、ビルのエントランスや会社にお客様が訪問された時にどういう印象を持たれるかということを重視するようになりました。新しく仲間を増やす上で、綺麗さや第一印象をきちんとすることが優先順位として高くなってきたんです。
そういう気持ちの変化があった時期に飯田橋で物件を内見して、その中でもこの飯田橋ISビルが一番良いと感じました。エントランスが綺麗なことに加え、オフィスの天井が高い所も気に入ったし、窓が大きくて室内が明るいのも良かったです。OAフロアが採用されていて床が上がっているにも関わらず、執務空間が広々と感じるところもポイントでしたね。


―他の不動産仲介業者からも紹介はあったのですか?

はい、ありました。でも連絡をいただいたのがちょうどゲームをリリースして間もない時だったので、そのタイミングで移転を考えるのが難しかったんです。実際には、一段落してから探し始めて、アドマイアーさん以外の不動産仲介会社の紹介で内見したビルもありました。でも、そこまで気に入る物件がなかったし、何よりもタイミング的に熊谷さんからのアプローチがバッチリだったんです。
実は、はじめアドマイアーのテレアポさんからお電話をいただいたのですが、その時はやはり忙しかったので「もう少ししてから連絡ください」とお伝えしたんです。本業が一段落したころタイミングよく熊谷さんから連絡をいただいて、当社の意向を上手に汲み取ってくれそうだと感じたので、様々な要望を伝えました。ニーズにマッチする情報を頂けたので本格的に移転の話が進みました。

―ありがとうございます。タイミングが良くて何よりでした。社員の皆さんの感想はいかがですか?

皆こちらの飯田橋ISビルに引っ越して良かったと言っています。移転してから、整理整頓などの社内美化や新しい備品を揃えて自分達が働きやすい環境づくりをしていくことにも積極的になってきた感じがしますね。
この応接室の裏にリフレッシュスペースを作ったのですが、実は今のところあまり使われていないんです。自分のデスクの居心地が良くて十分にリフレッシュできるので、わざわざ行く必要を感じないんですよね。
今はそのリフレッシュスペースにゲームなどを置いています。今ここにあるPlyStationVRもゆくゆくはリフレッシュスペースに持っていくことになると思います。このPlyStationVRは姉がオフィスの引っ越し祝いでくれました。気分転換用として置いてはありますが、当社でもゲームを作っているので、社員達が見たり触ったりして、開発の上で参考にすることも大事なのではないかと思っています。

―内装もスタイリッシュで素敵ですよね。何かこだわりはあるのですか?

壁をホワイトボードにして、文字を書き込んだり消したりできるようにしました。あとデスク選びもこだわりましたね。うちは回線を沢山使用しているので、いくらカッコいいデザインのデスクを選んでも、下がコードでぐちゃぐちゃになっていたら見栄えが良くないなと思ったんです。だからコードが見えないようなタイプのデスクを選びました。応接室と執務スペースの間も、最初は普通の壁だったのですがガラス張りにしました。社員からの評判もいいんですよ。
オフィスのエントランスは、ロゴの裏を木目調にする案と床を木目調にする案の二通りを内装会社に提示してもらったんです。社内投票をした結果、床を木目調にする方を選びました。オフィスの利用方法や勤怠ルールなどは基本的に社員の投票や多数決で決めることが多いのですが、姉からのプレゼントも、実はPlyStationVRの他にNintendo Switchとマッサージチェアーとプロジェクターが候補にあったんです。2位がマッサージチェアーだったのですが僅差でVRに決まりました(笑)


―多数決で決めるのは公平でいいですね。最後に今後の展望をお聞かせいただけますか。

1、2年位前までは「回線品質調査ポータル」という固い受託業務が当社のメインでした。ここ1年位で、先ほどもお話しした4社合同の「B to C」のゲームの開発を行うようになりましたが、次は完全に自社から出すサービスをやりたいなと思っています。
「米×米(ラ・イース×ラ・イース)」までゆるくするつもりはありませんが、固い「回線品質調査ポータル」との中間あたりで、世の中の人に便利だなと感じていただけるようなWebサービスを自社から出そうと開発を進めているところです。具体的には、働きたい人のためのマッチングサービスを今までにない新しい形で始めようと思っています。我々はエンジニアなので、エンジニア向けのサービスならアイデアなども湧きやすいのかなと思い、世の中のエンジニアと様々な会社を繋ぐサービスを展開していきたいなと考えていますね。


―新しいサービスが本格的に始まるのが楽しみですね。また、その時は社員数が増えるかもしれませんね。

開発は当社の中だけで行う予定なので、リリースまでは社員数は増えないと思います。でも、運営が始まればプレスリリースを出すので、反響に応じて顧客が順調に増えていけば、それに伴って社員数が増える可能性はありますね。正直、今回の引っ越しが楽しかったので、社員達と「2年後の引っ越しどうする?」なんて冗談を言い合っていますよ(笑)

【担当者コメント】

この度はご契約頂きありがとうございました。
1回目の物件ご案内は台風直撃により延期になり、日程変更させて頂いたご案内も突然の雨に降られ「物件を見に行く日は天気が悪くなりますね」と武井社長と会話したのを覚えています。
お客様のご要望は交通アクセスの良いところという事で、ご案内は渋谷~恵比寿~代々木~飯田橋~御茶ノ水と半日かけて連れ回してしまいましたが、最後までとても楽しそうにご内見頂きありがとうございました。
飯田橋ISビルは当初ご案内物件に含まれておりませんで、私が独自に付け加えた物件でした。その物件を気にいって頂いた時は本当に嬉しかったです。
物件を気にいって頂いてからのご対応も非常に早く、ご契約までとてもスムーズに進めることができました。
社長を含め社員の皆様が楽しみながら物件のご内覧から内装工事までなさっていたのが印象的で私自身楽しく仕事をさせて頂きました。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い致します。

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